サマネでつくったウォッカマティーニとキンカンバラライカ [ウォッカ談義]
12月に銀座の展示試飲会で我がブースでシェーカーを振ってくださったバーテンダー中村誠吾氏のお店BarChaseにようやく伺うことができました。当オンラインSHOPの副店長兼経理部長本間とふたり(おばあさんとおばさんのコンビ)で行きました。それに対して迎えてくれたのは若くてイケメンのふたりのバーテンダーさんです。(写真)
2010年つまり昨年中村氏が独立してオープンしたというお店はとてもシックで落ち着いた雰囲気のお店でした。調度品も重厚で高級感があふれています。毎月2-3回土曜日には片隅でジャズライブがあるとのこと。楽しそうだな、きっと素敵だなあ、と思いつつ、ふたりのオバンはあれやこれやとわがままな注文。私はまずウォッカマティーニのボンド風(シェークするマティーニ)を。すると中村さんはなんと当SHOPのサマネをベースにしてくださいました。サマネは特有の香りが強いのでどうかな?と思いましたが、ハードでドライなカクテルなので、サマネのくせをのみこんでなじんでしまっています。なるほどなるほどとすっかり感服して、次はなにを作っていただこうかと迷っていたら、中村さんがキンカンがあると言います。冬には風邪引きやのどの薬として家で砂糖と煮込んで飲むことはありますがカクテル材料になったキンカンは初めて。興味を持ってお願いすると、なんとこれもサマネがベースのキンカンバラライカでした。シロップ漬けしたキンカンもおつまみとして別の器にのせてついています(写真)。素材のキンカンは煮込んでなくて生のままシロップに長時間漬けたものだそうです。レモンで作ったスタンダードなバラライカと比べるとキンカンの甘みとほのかな香りがやさしく感じられます。それがサマネの強い香りとけんかしないのが不思議です。
サマネはストレートという先入観を捨てざるを得ませんでした。サマネの飲み方もっともっと研究しようっと。
Bar Chaseのご紹介: 東京都中央区銀座8-6-19 渡辺ビルB1 TEL:03-3572-5366 http://www.barchase.jp
みなさんも機会がありましたら、ぜひいらしてください。 遠藤店長
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