私のロシアウォッカコレクション試飲レポート-2010Sept.1 [ウォッカ談義]
昨日は退社前に私が事務所に収集してあるロシアウォッカのうち、ツァールスカヤとツァールスカヤ・ザロターヤを試飲してみました。二つとも今年1月に解散してしまったアルコジャパンが輸入した商品です。もう終売なので貴重品です。
サンクトペテルブルグのラドガ社というメーカーの製品です。
ザラターヤ(金色)のほうは文字通りキャップや文字が金色です。リンデンの蜂蜜とリンデンの花のエキスが入っています。
一方ただのツァールスカヤのほうは原料は表記されていませんが、ガラス面にプーシキンの詩が印字されています。
さて、私がまだまだ勉強中で弱点でもあるテイスティングはどうだったかというと、正直のところ高級感のあるザラターヤよりただのツァールスカヤのほうが、なにか奥のほうにかすかな風味があり、まろやかな感じがしました。いつかもういちどシーンを変えて試してみますが、これまでの多くの(?)私の経験から得たことは、必ずしも2番目ランクのエチルアルコールを使ったウォッカが最高級ランクのエチルの製品より味が落ちるということはないということです。それと、高級素材を使ってパッケージが豪華で高価なウォッカがお手頃値段のものと比べて格段にうまいとも言えません。なにがほんとうに「いいウオッカ」を生み出すのか、それを極めるのはとてもむずかしいこと。いずれちかいうちにまた銀座のウォッカバーBLOODY DOLLにおじゃまして、アメリカから輸入された「ダイアモンド100」という名の濾過を100回やったウォッカを試してみます。 土谷マスターに「それもおいてある」ことは確認済みです。楽しみです。 店長
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