Shop名を変えました! [ウォッカ談義]
店長のブログ書き込みごぶさたしてしまいました。この間、一生懸命我がオンラインショップを改装リニューアルしようとがんばっていたのですが、なかなか思い通りにいかずデザイン変更はそこそこに終えました。でもショップ名を新しくしました。今までロシア CIS VODKA SHOPとしておりましたが、これからは「ロシアウォッカショップ ヴォードチカ」となります。ヴォードチカはロシア語でウォッカの愛称です。つまり「ウォッカちゃん」かしら?そして、このブログの書き手である店長のニックネームも「ヴォードチカ」になります。ショップ名に表れる国名はロシアだけになりますが、今後もリトアニアのウォッカ”サマネ” と”アズオリン・サマネ” それからアルメニアブランデー”アララット”は販売続けますからよろしくお願いします。これを機にロシアウォッカの品揃えは増えましたのでやはりロシア産ウォッカが中心ということでこの名称になりました。今後ともどうぞよろしくお願いします。 店長ヴォードチカ
ウォッカバーTrao’s Style [ウォッカ談義]
昨日自由が丘のウォッカバーTaro's Styleにはじめて飲みに行きました。まず入口に注目、早速撮影→
店内も壁いっぱいに店長が集めた写真や絵が貼られています。店長はもちろんTaroさん。ソ連時代にいちど青年の船でソ連旅行に行っただけなのですが、ロシアの文化や料理に興味を持ち、その後渋谷ロゴスキーで働きました。ここの特色であるチェイサー(さっぱりしたアイスティー)もその時ロゴスキーで知ったこと、またおつまみとして出すビーフストロガノフもロゴスキー仕込みで本格的です。サワークリームのきいたコクのある味わいです。ウォッカはやはりこういう料理といっしょに飲むのが最高です。
店名のとおりTaroさんはご自分のお好きなスタイルでお店を飾り、気に入ったウォッカだけを少々集めています。なのでウオッカバーといっても世界のウオッカをたくさんそろえているわけではありません。たまたま今はポーランドものが多いそうです。ロシアウオッカといえば写真の3種だけ。このうち左端のスタルカは私は「売るほど」持っているので、この日は懐かしのモスコフスカヤ(右端)を冷凍庫から出したてのショットで飲ませていただきました。さすがロシア伝統のウオッカ!そしてチェイサーのアイスティがまたホワイトスピリッツと実によく合います。
つぎには私の知らないウオッカをとお願いしてポーランドものと珍しいイタリアのウオッカをショットで飲ませていただきました。
特にポーランド(写真左)のはTaroさんお薦めだけあって、飲み口さわやかな高級ウオッカでした。
その次はTaroさんオリジナルカクテルを一杯つくっていただきました。ベースはモスコフスカヤ、レモンとグレープフルーツが入ったほなかな甘みのさわやかな青いきれいなカクテルです。ネーミング忘れたのでいずれ聞いてお知らせします。
ほどよく酔っ払い、おなかもいっぱいになってすっかり満足してTaro’s Styleを後にしました。
ロシアCIS VODKA SHOP遠藤洋子
日本でロシアウォッカを飲める処100 [ウォッカ談義]
ロシアウォッカ"フラグマン"がF1ルノーチームレーサーのスポンサーに [ウォッカ談義]
当ロシア・CIS VODKA SHOPの主要商品でロシアで大人気のウオッカ "フラグマン"がモーターレースFormula-1のルノーチームレーサー ヴィタリー・ペトロフのスポンサーになりました。ペトロフの乗るスーパーカーの鼻先とサイドに"フラグマン"(ロシア文字でФЛАГМАН)のロゴがつきました。今年10月9日に鈴鹿で行われる鈴鹿サーキットにもそのロゴがお目見えします。右ボトル写真の中央ラベルにあるのと同じロゴです。カーレースのファンの皆様はどうぞ10月鈴鹿サーキットでご注目ください。
もうひとつおまけの話。そのФЛАГМАН付きスーパーカーにプーチン首相が乗った写真がインターネットに出ました。お年にもかかわらずなにかと冒険好きなプーチン首相、ヘリコプターを操縦したり、レーシングカーを操縦したり、あちこちで若者ぶり?をアッピールしていらっしゃるようです。さすがKGBで鍛えただけありますね。
ウォッカ"フラグマン"はまろやかでやわらかい飲み口のウオッカがもてはやされる今日でも昔ながらのロシアウォッカらしいアタックをキープし、しかも奥の方に深い風味を感じる高級ウォッカです。サーキットカーにその名をつけたのは、さらにスマートな現代的な若者、男らしいすっきりしたイメージをアップするためと思われます。
今当オンラインショップで販売中です。まだお試しいただいてないかたはぜひ一度お試しください。
ロシアCIS VODKA SHOP店長 遠藤洋子
Shot bar ILLUSIONSのナポリタンが中野の食いしんぼ部門金賞受賞 [ウォッカ談義]
こんな悲しいことばかりの今ですから、少しは嬉しいこと明るい話題もとりあげましょう。
私こと当オンラインshop店長は東京の中野区民なのですが、先日「なかの区報 3月20日号」で、中野のイリュージョン(Shot bar ILLUSIONS)のフードメニューナポリタンが「中野の逸品グランプリ食いしんぼ部門金賞」を受賞した記事をみつけました。イリュージョンさんは2007年に当社がリトアニアから"アズオリン・サマネ" というウオッカを輸入して、洋酒ライター石倉一雄氏にテイスティングコメントをお願いした際、そのいろいろな飲み方研究にご協力いただいたバーなのです。詳しくは当店のサイトこちらをご覧ください。近くに住みながらなかなかうかがえなくてご無沙汰していますがこういうニュースを見ると嬉しくて近々そのナポリタンもいただきに行ってみようと思います。JR中野駅南口から線路に沿って新宿方向へ歩いていくとホームが終わったしばらくのところ右側地下にありますので、みなさんもぜひいらしてみてください。フードメニューが充実しているのでおなかがすいていても大丈夫。しかも雰囲気、お酒の品揃えは本格バー。そこでぜひうちの"アズオリン・サマネ" もおためしくださいませ。
遠藤店長
ロシアオールドウオッカ スタルカ [ウォッカ談義]
早いものでもう1年も前のことになりますが、ソプラノ歌手の岩崎芳佳さんが開催されたヴィノミュージック ひとくちアミューズコンサートの休憩時間に当VODKA SHOPのスタルカがふるまわれたことがありました。召し上がってみたお客様が「おいしい」と喜んでくださったことを嬉しく思い出します。あの時プロのカメラマン関 博さんがスタルカをこのアングルで撮影してくださいました。それを岩崎芳佳さんが最近になって当ショップのためにと送ってくださいました。感謝感激です。早速にここでご紹介します。素敵な写真でしょ!冷凍庫から出てきたばかりのところです。このスタルカはロシアのウオッカをベースにリンゴと梨の葉の浸酒、ブランデー、ポートワインなどをブレンドした味わい深く香り高いスピリッツです。ベースはウォッカですし、43%もありますから冷凍庫で冷やしても凍りません。それをショットグラスでクイッとストレートでやるのが一番です。あの時はシェフが特別にこのお酒と会うひとくち料理を作ってくださったのでなおさらでした。まだ、このスタルカをおためしになったことがない愛飲家の皆様ぜひとも近いうちにおためしくださいませ。当店のイチオシです。
店長 遠藤洋子
サマネでつくったウォッカマティーニとキンカンバラライカ [ウォッカ談義]
12月に銀座の展示試飲会で我がブースでシェーカーを振ってくださったバーテンダー中村誠吾氏のお店BarChaseにようやく伺うことができました。当オンラインSHOPの副店長兼経理部長本間とふたり(おばあさんとおばさんのコンビ)で行きました。それに対して迎えてくれたのは若くてイケメンのふたりのバーテンダーさんです。(写真)
2010年つまり昨年中村氏が独立してオープンしたというお店はとてもシックで落ち着いた雰囲気のお店でした。調度品も重厚で高級感があふれています。毎月2-3回土曜日には片隅でジャズライブがあるとのこと。楽しそうだな、きっと素敵だなあ、と思いつつ、ふたりのオバンはあれやこれやとわがままな注文。私はまずウォッカマティーニのボンド風(シェークするマティーニ)を。すると中村さんはなんと当SHOPのサマネをベースにしてくださいました。サマネは特有の香りが強いのでどうかな?と思いましたが、ハードでドライなカクテルなので、サマネのくせをのみこんでなじんでしまっています。なるほどなるほどとすっかり感服して、次はなにを作っていただこうかと迷っていたら、中村さんがキンカンがあると言います。冬には風邪引きやのどの薬として家で砂糖と煮込んで飲むことはありますがカクテル材料になったキンカンは初めて。興味を持ってお願いすると、なんとこれもサマネがベースのキンカンバラライカでした。シロップ漬けしたキンカンもおつまみとして別の器にのせてついています(写真)。素材のキンカンは煮込んでなくて生のままシロップに長時間漬けたものだそうです。レモンで作ったスタンダードなバラライカと比べるとキンカンの甘みとほのかな香りがやさしく感じられます。それがサマネの強い香りとけんかしないのが不思議です。
サマネはストレートという先入観を捨てざるを得ませんでした。サマネの飲み方もっともっと研究しようっと。
Bar Chaseのご紹介: 東京都中央区銀座8-6-19 渡辺ビルB1 TEL:03-3572-5366 http://www.barchase.jp
みなさんも機会がありましたら、ぜひいらしてください。 遠藤店長
ロシア料理のろしあ亭、コレド室町店オープン! [ウォッカ談義]
石の花でウォッカを飲む [ウォッカ談義]
先日何十年ぶりかで新宿のゴールデン街に行きました。びっくりしました。路地に連なる可愛い小さな店々。冷暖房不要な秋だからでしょうかほとんど扉があいているので中を垣間見ると古びたカウンター前にベンチとか丸椅子が並べられているだけ。決しておせじにもきれいとかデラックスな雰囲気とは言えません。でも意外といきつけのお客らしい人がまだ6時台というのにちらほら集まり始めています。そんな中、私たちロシア語またはロシア関係の仕事仲間が目指すは昭和48年開業のロシアバーといいましょうかロシア居酒屋といいましょうか、ともかくロシアの民話からその名をとった「石の花」です。ところが7時開店というので7時に到着したのに、まだ開店していませんでした。しばしうろうろしてから戻るとすでにカウンターは数人のお客が占めていました。マスターの森田虹一さんに仲間がロシアから買ってくるとお約束した日本では終売のウオッカ「ツァールスカヤ」をお届けするのが訪問の目的でした。うちの「スタルカ」はもうメニューにいれてくださってました。でもスタルカはうちの会社に売るほどあるので、私はいまだ知らなかっためずらしいロシアのウオッカをワンショット飲みました。やはり奥深いロシアウオッカだ、と感心したもののその銘柄名を忘れてしまい、ここでご紹介できません。またそのうち思い出すか(年だから無理かな?)再訪してご紹介します。ともかく、日本国内で私が知らなかったところで知らなかったロシアウオッカが飲まれていることにショックを感じ、ロシアウォッカ専門家のつもりが、まったくだめだなと勉強不足を痛感しました。
ところで、しばし飲んでいるとマスターが壁からギターをおろし、弾きはじめました。そしたら、カウンターにいらしたおなじみらしいお客さんがいい声で歌い始めました。なにかロシアにノスタルジーを持っている店主とお客が一体となって、独特の文化と雰囲気をつくっている味のあるお店です。もしかすると、このゴールデン街に肩寄せ合って並んでいる小さい店店のひとつひとつにこのような独特の文化が潜んでいるのかもしれないと思いつつ、「石の花」を後にしました。
ロシア・CIS VODKA SHOP店長 遠藤
私のロシアウォッカコレクション試飲レポート-2010Sept.1 [ウォッカ談義]
昨日は退社前に私が事務所に収集してあるロシアウォッカのうち、ツァールスカヤとツァールスカヤ・ザロターヤを試飲してみました。二つとも今年1月に解散してしまったアルコジャパンが輸入した商品です。もう終売なので貴重品です。
サンクトペテルブルグのラドガ社というメーカーの製品です。
ザラターヤ(金色)のほうは文字通りキャップや文字が金色です。リンデンの蜂蜜とリンデンの花のエキスが入っています。
一方ただのツァールスカヤのほうは原料は表記されていませんが、ガラス面にプーシキンの詩が印字されています。
さて、私がまだまだ勉強中で弱点でもあるテイスティングはどうだったかというと、正直のところ高級感のあるザラターヤよりただのツァールスカヤのほうが、なにか奥のほうにかすかな風味があり、まろやかな感じがしました。いつかもういちどシーンを変えて試してみますが、これまでの多くの(?)私の経験から得たことは、必ずしも2番目ランクのエチルアルコールを使ったウォッカが最高級ランクのエチルの製品より味が落ちるということはないということです。それと、高級素材を使ってパッケージが豪華で高価なウォッカがお手頃値段のものと比べて格段にうまいとも言えません。なにがほんとうに「いいウオッカ」を生み出すのか、それを極めるのはとてもむずかしいこと。いずれちかいうちにまた銀座のウォッカバーBLOODY DOLLにおじゃまして、アメリカから輸入された「ダイアモンド100」という名の濾過を100回やったウォッカを試してみます。 土谷マスターに「それもおいてある」ことは確認済みです。楽しみです。 店長