いまどきモスクワ外食事情-その6 カフェ [ロシア文化]
モスクワのイズマイロヴォにあるウォッカ歴史博物館に行きました。その見学で見聞したことは追ってご報告しますが、今日は外食事情ですから、ここできわめて軽いランチをとったことを話します。
この博物館には3種類のウォッカを試飲できる居酒屋がついているのですが、そのウォッカは知っているものばかりだったので、やめました。しかし、その外にもテーブルがあって、青空のもとで軽い食事やお茶もできます。そこで、生ビールとブリンチキ(ロシアのクレープ)をとりました。そしたらビールのおつまみ(つきだし)として黒パンをこまかく切って油で揚げたスハーリキというものが出てきました。適度に塩がきいてカリカリとおいしいです。この国には何回か来てるけど、これは私は初めて食べたと思います。気に入りました。
帰国してから、あのスハーリキをたくさん買ってきて、展示会のときにウォッカのおつまみとしてサービスすればよかった、と思いついたのですがtoo lateです。
さて、次は夕暮れ時の散歩中にお腹すいたので入ったMoscow Marriottホテルの庭にあるオープンカフェです。ペトロフカ通りに面していて歩行者天国との交差点ですから近くに野外ステージもあって楽団がにぎやかですが、庭には小鳥も歩いていて緑さわやか、なかなかいい雰囲気です。木製の箱に調味料やパンが運ばれてました。
私たちはそこできのこのスープ2つとパスタひとつと魚のカルパッチョひとつとって白ワインとともに軽い夕食にしました。きのこのスープはきのこが姿のままはいっているのをイメージしましたが、写真のようにポタージュになっていました。とても美味でした。
モスクワではイタリアンも人気のようですが、今回のモスクワ旅行で私がパスタを食べたのはこのカフェとホテルのルームサービスで夜食をとった時だけでした。イタリアンはウォッカとの相性もいいし、ロシア人に好まれるのは極く自然です。
最後にご紹介するカフェは、やはり滞在したブタペストホテルから徒歩6-7分のところで見つけランチをとったカフェバーマラコー(ミルク)という店です。
なんだか子供向け、女の子向けのような名前ですが、どうしてどうして、どちらかというとアイリッシュパブのような大人の雰囲気で、ランチよりほんとは夕暮れ時に来たほうがよさそうな店でした。そこで私たちは、ビーフストロガノフを食べたのですが、つき合わせにマッシュポテトがたっぷりついていてそれが特においしかったです。やはりロシアのジャガイモはおいしいです。
このカフェバーはボリシャヤ ドミートロフカ通り D.7/5 電話(495)-692-03-09です。注文から料理が出てくるまでも早いし、お勧めです。
さて、「いまどきモスクワ外食事情」は「その5」より「その6」を先にUPしてしまいました。ごめんなさい。「その5」はまたロシア料理にもどりますが、イズマイロヴォの蚤の市ベルニサージュ近くの山小屋風レストランでロシア料理とともにウォッカを試飲したことを書きます。もうすぐUPしますのでそちらもまたのぞいてくださいね。
コメント 0